詩みたいなナニか。

仮面

私は 仮面をつけて 生きているこの世界では 誰も彼も おなじような仮面をしているうまく身に付けられたものが 生き残れるからだ私はたいそう この重たくて 顔にぴったりはまらない仮面を もてあましてきたとても窮屈で 顔がみしみしと痛むそれでも 仮面をは…

流されて、生きてきてしまった。

ただただ川の流れに身を任せ 流されてきた 私は魚 気がついたら 陸の上に 打ち上げられてしまったようだ このままでは死んでしまう 力がどんどん弱っていく うまく動けないよ 今 水の中に 私を戻してくれた人がいた 命の恩人だ 私は 本当の目的地に たどり着…

水の心

わたしのこころは 水であるいつでも定まることなく つねにゆらゆら揺れ動く動きが止まってもまた ちょっと風ふけばすぐ動くだからなんだか 疲れちゃう疲れ過ぎると 水は涙となってからだのそとに 流れるのせめて水なら いつまでも清らかに汚されぬよう 守り…

人生は、孤独な旅。

人生は、孤独な旅。 人生は、時にとても孤独だ 自分と向き合い、信じ続けることは孤独だ なぜなら、どこにつながっているかもわからない線路の上を わき目もふらずにひたすら歩いていくのだから

私だけの花があるのに

私だけの花があるのに わたしたちはどうしても より華やかなものにあこがれる 自分だけにしか咲かせられない花があるのに それをも踏みつぶして なおも高い場所にある あのきれいな花をもとめて