2020-11-21 仮面 詩みたいなナニか。 私は 仮面をつけて 生きているこの世界では 誰も彼も おなじような仮面をしているうまく身に付けられたものが 生き残れるからだ私はたいそう この重たくて 顔にぴったりはまらない仮面を もてあましてきたとても窮屈で 顔がみしみしと痛むそれでも 仮面をはずすことは 許されないそんなことを何十年も続けているうちにもてあましていたはずの仮面は いつしか自分の一部となり もはや外すことができなくなった